結婚指輪のサイズ直しはできる?調整方法と費用相場を解説
結婚指輪は一生身につける大切なアイテムですが、体型の変化や季節によるむくみで、指輪のサイズが合わなくなることがあります。そのような場合に「サイズ直し」が必要になりますが、「どの指輪でもサイズ直しができるの?」「どれくらいの費用がかかるの?」と気になる方も多いでしょう。
本記事では、結婚指輪のサイズ直しの方法や費用相場、注意点について詳しく解説します。
1. 結婚指輪のサイズ直しはできる?
結論から言うと、ほとんどの結婚指輪はサイズ直しが可能です。ただし、デザインや素材によってはサイズ直しが難しい場合もあります。
✅ サイズ直しができる指輪
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プラチナやゴールドなどの一般的な金属製の指輪
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シンプルなデザインの指輪(装飾や石が少ないもの)
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鍛造(たんぞう)製法ではない指輪
❌ サイズ直しが難しい指輪
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フルエタニティリング(リング全周にダイヤモンドが入っているもの)
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チタンやステンレスなどの硬い金属製の指輪
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特殊なコーティングが施された指輪
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複雑なデザインや彫刻がある指輪
💡 ポイント 購入時に「サイズ直しが可能かどうか」を確認しておくと安心です。
2. サイズ直しの方法
結婚指輪のサイズ直しには、主に2つの方法があります。
2.1. 指輪を広げる(サイズアップ)
指輪がきつくなってしまった場合、以下の方法でサイズを大きくできます。
🔹 方法1:リングの金属を伸ばす
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指輪の内側を削ることで、わずかにサイズを大きくする。
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0.5号程度の調整が可能。
🔹 方法2:リングに金属を追加する
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指輪をカットし、新たな金属を挟んでサイズを大きくする。
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1号以上サイズアップしたい場合に適用。
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つなぎ目をなじませるため、追加の加工が必要。
2.2. 指輪を縮める(サイズダウン)
指輪がゆるくなってしまった場合、以下の方法でサイズを小さくできます。
🔹 方法1:リングをカットして詰める
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指輪の一部を切り取り、つなぎ合わせてサイズを小さくする。
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サイズダウン後、つなぎ目を滑らかに加工。
🔹 方法2:内側にシリコンを埋め込む(仮調整)
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金属の加工なしで、シリコンや内張りを加えてサイズを小さくする。
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一時的な対応として適用される。
💡 ポイント デザインに影響が出ることがあるため、経験豊富な職人がいる店舗に依頼するのがおすすめです。
3. サイズ直しの費用相場
サイズ直しの費用は、調整するサイズの範囲や指輪の素材によって異なります。
サイズ調整方法 | 費用相場 | 調整可能範囲 |
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内側を削る | 3,000〜5,000円 | 0.5号程度 |
リングをカットして金属を追加 | 5,000〜15,000円 | 1号以上 |
リングをカットしてサイズダウン | 5,000〜15,000円 | 1号以上 |
シリコンや内張りを加える | 2,000〜5,000円 | 一時的な調整 |
💡 追加費用がかかるケース
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デザインが複雑な場合(+3,000円〜5,000円)
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フルエタニティなど特殊なデザイン(+10,000円以上)
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ブランドの指輪で純正の修理を依頼する場合(+10,000円〜30,000円)
4. サイズ直しを依頼する際の注意点
4.1. サイズ直しができるお店を選ぶ
指輪のサイズ直しは、購入したブランドやジュエリーショップに依頼するのが一般的ですが、ブランド品以外の指輪はジュエリー工房に相談するのも一つの方法です。
✅ 依頼先の選び方
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購入したショップ(ブランド保証あり)
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指輪の修理専門店(価格が安いことが多い)
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地元のジュエリー工房(職人の技術力による)
4.2. サイズ直し後のデザイン変化に注意
サイズ直しをすると、デザインや刻印が影響を受ける可能性があります。
⚠️ 注意点
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細かい装飾や刻印が消えることがある。
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つなぎ目の仕上げが気になる場合がある。
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サイズ変更後、再度調整が必要になることがある。
💡 事前に職人と相談し、仕上がりのイメージを確認しておくと安心!
5. まとめ
結婚指輪のサイズ直しは、ほとんどの指輪で可能ですが、デザインや素材によって調整方法が異なります。
✅ サイズ直しの方法:サイズアップ(内側削り・金属追加) / サイズダウン(カット・シリコン) ✅ 費用相場:3,000〜15,000円(ブランド品はさらに高額) ✅ 注意点:デザインへの影響、修理可能な店舗の確認
長く愛用するためにも、指輪のサイズが合わなくなったら早めに調整を検討しましょう。信頼できる修理店を選び、大切な指輪を適切にメンテナンスしてください!